【4月22日】葛西臨海公園ナイトハーフマラソン レースレポ①
あらすじ
~それなりに準備してきて受付済ませた直後から豪雨になりスタート前からビッチョビチョで横の美女ガーが気になって心拍上がりっぱなしでどうなっちゃうわけ?~
ようやく本編です。
■まずコースの説明
1周目・・・上の赤□ポイントまで調整距離走って1周7kmのつもりだったのかな。
2周目以降・・・下の赤□ポイントまで調整距離走って周回5kmほど。
青丸・・・石畳の凸凹区間。かつ濡れててグリップ効かない恐怖の地点
緑丸・・・はっきり場所覚えてないが、ずるずる滑る砂利道らしき地点
調整距離の直線・・・後半はほぼ真っ暗闇。ランナーと折り返しもあり気を抜くと接触する。
※今回は3km毎のラップのみです。
1~3km 13分37秒(4:32ave) 4~6km 13分23秒(4:28ave)
水浸しとなったシューズをチャプチャプ音を立てながら走る。
前から2列目辺りにいたのですぐに数十人に抜かれる。
スタート前の美女ガーによる心拍上昇しかアップをしてないので、
まずは自分のペース感を探るように落ち着いてピッチを刻み、
最初だけは時計を確認しながら4:30ペースを覚える。
走り始めちゃうと雨の事はあまり気にならない。
アップダウンもちょこちょこあるが気になるほどでも・・・
ズルッ!(ノ゚ο゚)ノ
不意に右足が後ろに流される。ひぃ~何事だ?!
ちょうど緑○辺りの出来事です。前につんのめったがどうにかコケずに踏みとどまる。
ガシガシいこうと思った矢先だったので、冷静になってピッチを落ち着かせる。
そして青○エリアへ
↑これがもうちょっと凸凹してるような道
十分気をつけてピッチ落として巡行したつもりだったが、
凸凹の先端に足が引っかかりまたももつれて踏みとどまる(ノ゚ο゚)ノ
ちょ!なんなのこのコース!オコだ。激オコ。
1km到達までに2度もズッコケ未遂をかましたので、
後ろで見てたランナーにはさぞ面白い余興だったでしょう。
こんなこともあり体もほどよく動いてきた。
似たようなペースの人が前後にあまりおらず、
ペースメイクは自分の裁量に任されることになった。
6km時点での合計時間27分。
ズッコケながらも4分半ペースピタリ賞でまとめたので気分が乗ってきた。
7~9km 13分34秒(4:31ave) 10~12km 13分50秒(4:37ave)
二周目が終わる頃、日も落ちてきて完全に夜になる。
所々スタッフさんが照明器を置いてくれているが気休め程度のもの。
より足下に注意して走行する。
そんなこともあり、この区間のストライドは各1.22m、1.23m。
30kmレースくらいのものである。シザーズに意識を置いて
ピッチ回転を落とさないように努めたが、ストライドが数cm変わると
当然ペースに現れてくる。
そして2周目の調整の直線区間。
カラーコーン置いてあるけど完全な暗闇。
ちょっと危なくない?と思っていたら側面から接触!
追い越そうとした矢先で、お互い位置がよく把握できてなかった。
とっさにスイマセンと会釈。
ふぅ・・・なんかレース外のことが疲れるよ。
接触後の1kmほど気分が落ちてラップも落ちていたと思われる。
時計は1km毎にチラ見する程度だったので
自分では4:30で巡行していたつもりだったが、12km地点のガーミンさん
『13分50秒』
ヤバい4分半平均の20秒遅れだ。ちょっと緩めすぎてしまった!
3km毎だと遅れの秒数が重く感じます。
13~15km 13分42秒(4:34ave) 16~18km 13分27秒(4:29ave) 19~21km 13分3秒(4:21ave)
練習だと10km程で苦しいペースなので、
15km地点はそれなりに苦しくなってくる。
この辺りではじめて給水所に立ち寄りポカリと塩飴とバナナチップをほおばる。
しっかり食べていったので10~15秒ほど止まる。雨降りでも喉は普通に渇きます。
ただ12月と違う点は、心肺はキツいけど足へのダメージ感があまりなかった事。
(これはもう少しスパートかけられそうだな・・・)
一定ペースでスパート掛けると魔のスリップ区間が控えているので、
安全そうなコースではペースを4:20くらいでいこうと決めた。
一度は止んでいた雨が最終周回に入ると一段と激しさを増す。
16kmの魔のスリップ区間だけはピッチを狭めて巡行w
17km過ぎからズッコケ上等でスパートをかける。
18km通過を知らせるガーミン通知を聞いてからショッツ投入
ここからはもう時計は見なかった。
暗闇の直線ルートも抜かすときだけ速度緩めながら何人もかわす!
同じようなタイムであろうランナーも競り合った後にかわす!
ネガティブスプリット炸裂!豪雨だったがランナーの息づかいははっきり聞こえる。
残りでサブ95間に合うか間に合わないかは頭になく猛然とダッシュ!
最後のカーブで暗すぎてコース間違えそうになり5秒ほど無駄に走るw
さすがに呼吸超苦しい;でも足は無事。
21km過ぎの最後のダッシュは3:29aveで突っ込みゴール!
ゴール後芝生にへたり込んだが、
ぬかるんで泥だらけになるのですぐ立ち上がる。
立ち上がるために着いた手も泥まみれになり、完走証を受け取れず
腿で手の泥を拭いて指先でつまむように受け取りましたw
濡れないように急いで屋根のスペースへ移動。
そこでようやく完走証を見た。
「くそっあと14秒かよ」
と、あとちょいで95分切り出来なかった事の悔しさが口をついた。
後日筋肉痛が来たが、レース後の体の状態はほぼ無事だった。
こんなことは初めてだった。
足を前に出すことすら顔が歪んだ10月、
足が付けないほど拇指球を痛めた12月、
内臓疲労で立っていることも辛かった板橋、
レース後の体の状態で出し切ったかどうかはなんとなく分かる。
最後ブッ潰れてこのタイムではなく、猛然とスパートかけての結果。
俺はもっと力を出せたんじゃないのか?
自分の力を過少に見過ぎたんじゃないか?
中盤をもっと攻められたんじゃないか?
反省しきりだったが、
この結果を受けて次のハーフは93分台を目標にしました!
次こそ納得のいくレースがしたい。
まずは再来週の稲城12kmをどう走るか決めなくては。
レースが終わるとずぶ濡れの体に吹き付ける風で体がガタガタと震えだしたので、
持ってきたタオルでささっと体を拭き早々に退散。
雨の降り方がかなり激しかったので、半乾きのまま自宅近くまで移動し、
そこで風呂屋へダイブ&一杯引っかけて帰りました。