冬TAMAハーフマラソン【12月17日】 レースレポ①
※一気にまとめたので長文です
スタート
ハーフの参加者は300~350人程。
最前列はノースリーブ軍団、2列目はターサージール+ウェーブエンペラー連合軍、3列目は速そうな雰囲気の殿方(自分比)。
4列目あたりにスタンバイしました。
号砲と共に一斉に飛び出すランナー達。なんでスタート直後って皆あんなに早いんでしょう?一気に抜かれまくり、あっという間に10列目あたりに後退。
今回のレースは一番集中していました。周りと競ってるわけじゃない。過去の自分に勝つことだ。
最初の1kmははやる気を抑えてキロ5分で入るイメージ。そこからペースを調整しよう。
1km:4.42
やはり早朝と違って準備万全の日中レースは体のキレが違います。
アレ?こんなもんで4.42 でちゃうの?という印象。無理せず楽に気持ちよく出せたペースでした。ちょっと早いけどこのままいってみようか。
そこからは説明するよりもラップをご覧ください。
走ってる最中なに考えてるの?と聞かれたら、「何も考えてません」
そのくらい集中してました。
1kmごとのラップを聞いてるだけなので、ほぼ体感でこのペースでした。レースマジックがフルに発揮しました。
道中は5kmまではほとんど一人旅でした。河川敷の往復なので沿道の応援はほぼ無し。飽きるといえば飽きますが、渋滞もなく実力を図るにはうってつけの環境でした。
6km~4:30ペース集団ができてきます。
そこから12kmまでは集団ペース走をすることになります。
ダニエルズさんが示すTペースは4:30でした。今のままでは15kmあたりでバテるんじゃないかな…
だが守りに入る必要がどこにあるのか。このままいけたらすごくない…?少々呼吸が荒くなってきたがペースを保つことにしました。
後半
ほぼイーブンペースで通したので、後ろからごぼう抜きしてきた感覚はありませんでした。
それどころか後半からペースアップしてくる強者が多く、このペースを保ってるのに一人また一人と抜かされていました。自分との戦いとはいえ、精神的に少々堪えました。
17km地点でイーブンを保ってきたペースが乱れます。特に腹筋とハムの疲労が強く、姿勢をキープできなくなりました。
17km:4.47
目標からしたら十分なのですが、ここで緩めたらもうペースを戻せないような気がしました。
体の負担を軽くするためにストライドを狭めペンギンのようなフォームの超ピッチ走法にシフトしました。
ランナーはきつくなると理にかなったフォームになると言われているのがわかりました。
■ランナーへのエール
特典レース参加者の1人(佐藤さん)が初参戦でした。しかもハーフで。ゆっくりペースだけど歩かずに頑張っていました。
僕はすれ違う度に両手を叩いて
「佐藤さんファイトー('ω')ノ」
と声をかけました。
計4回、最後は反応できないほど疲弊してましたが、周りを見れるランナーになるという自分の目標は達成できたかなと思います。
マラソンは個人競技ですがレベルに関係なく相手の頑張りを応援できるところが素晴らしいと思います。
■19km~ラスト
集中力が途切れるとふとした事で一気に疲労感が押し寄せてきます。
17km地点のラップ落ちは集中力を乱しました。ラスト6kmは一割増の力を出してるつもりなのにペースが落ちたことは、ラップ落ち着かせれば?ラストまで持たないんじゃ、と色々な葛藤がでました。
途中で潰れてもそれはそれで収穫。苦しい練習は何度もやってきたじゃないか。
最後に踏ん張るかどうかは普段追い込む練習(ビルドアップとか)ができてるか、が鍵ですね。
そこからペンギン走りで最後まで通しました。サブ100付近のランナーで最後の方はかなりコース密度が濃くなってきました。
18km。とにかく息が吸えない。足痛い。腹筋痛い。腿上がらない。給水取っておけばよかった。唇がしょっぱい。マラソン辛い。ビール飲みたい。ガーミン早く着けたい。
なんでこんなに頑張ってるんだ? 雑念多々。
ふと頭に浮かぶ
これてつさん(id:tetsu-san)やえい(id:eizack)さんのハーフの記録に並べそうじゃないの?
10月の時点では夢のまた夢だったサブ100。
途中で潰れたら知らん。ペンギン走りのままダッシュ。でも体いうこと聞かない。
酸欠ーぐるじぃーー
最後は恒例の喘息呼吸。これだけ頑張ってるのにラストで数人が抜いていく。一応4.20くらいのペンギンなんですけど。こんなにダッシュできるなら途中頑張ってよー(´;ω;`)
イーブンペースは自分には合っていると感じた反面、道中でじわじわ抜かされるのは解せぬなーとも思いました。精神衛生上よいのはやはりネガティブスプリットです;
最後の数百mで2人に抜かされ、前のめりにゴール!
放心状態の中、芝生に大の字になりアプリを止めます。
私もスマホも電池切れ間際でした↓
事後~まとめ
全身の火照り、延々と続く軽い頭痛、両足母指球の痛み、特に左足のアキレツ健の重さ、ハムストリングの張り。5分ほど芝生に寝たきり。
前回かなりひどかった太腿前面の痛みは全くありませんでした。着地が上達したのかな。
前の意識は失いませんでしたが、気力出し尽くし感が強く、家に帰ってからもまともに子供達の相手もできず置物となっていました。
10月から想像以上にレベルアップすることができました。早くなることだけが目的ではないですが、世間でいう「もう年だから~」という流れに逆らい今からでも成長を確認できることは嬉しいし、目標があることで日々の暮らしにメリハリができます。ランニング生活が相乗効果で良い結果を生み出してくれている。
影響を受けやすいタチなので、はてブロ中の皆様の結果に引っ張られる形で頑張ってこれました。少しずつでも変化していけるようにランニングは続けます。単純に走ることが好きなので。
板橋まであと三か月頑張るぞー
そして本日レースだった皆様もお疲れ様でした。乾杯~