2016年4月から走り始めたイクメンリーマンの記録

走り始めて1年2ヶ月でサブ4達成。太陽光を浴びるとVO2MAXが大きく低下する朝活ドラキュランナーのブログです。

東京ヴェルディ稲城グリーン駅伝大会(12kmソロの部) レポ

事後報告です。

6km前後で熱中症のような状態になってしまい

後半は冷や汗やらフラつきがコラボしてしまいました。

体にダメージがなくても超絶ハイキングコースでしたので、

タイムが大きく変わったとは思えません。

後のダメージを考えるとDNFしたほうが良かったと反省してます。

 

 

以下よりレポ

 

最大傾斜15度以上の坂が1kmほど占める山道を4周回=12km走った

ソロの部に参加しました。

 

東京ヴェルディトライアスロンチームが主催しているようで、

ガチチームはすごい面々でした。

日本の女子4位の方も居たそうな・・・

 

 

 

10:30~

開会式→エグザイルジュニア達によるダンス準備体操がスタート。

だが後ろにいたせいで前方のランナーに隠れて全然見えないw

(ライジングサンのフリ付けをやってたようです)

準備してきたキッズダンサーを労いつつ自分は普通に動的ストレッチをした。

 

小学生、親子駅伝があるのですが、私が正月にボランティアした

河川敷の大会とは違ってレベルが激高!親子も本気チーム多くて見応えありました。

一位のチームは両方共に4分aveを切っていた気がします。

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アップ開始~

参加者全員で一度3km周回コースをアップジョグしてみました。

 

そこで一同、最初は雑談しながらジョグしていたけど

あまりのアップダウンに途中から沈黙・・・

2km~「なんじゃこりゃ!」「ありえん!」とオンパレード。

 

私の他にソロに出る方はサブ3.15以上、10kmを40分切りの実力者。

駅伝に出る方は平均週2練習、月間50km前後と

そこまで走り込んでいる方々ではないので、

この難コースに青息吐息です。

 

キロ6くらいでジョグして、最大の難所の超激坂に差し掛かると

キロ8すらキープできない状態です。私もマラソンで上るものとしては過去最大級の激坂です!どう頑張っても駆け抜けるのは不可能な勾配なので、歩かないことだけを胸に誓い、ピッチ(上げてるつもり)でヒタヒタと上りました。

駅伝チームはジョグを諦めて歩いている。

その上りにいくまでに400mくらい延々と下るのですが、

下った最下点でカラーコーンをグルっと回らされてから来た道を戻るので、

下りのスピードを全部殺されてから上る素敵なシステムです♪♪

そして上りきったあとの足の疲弊度が味わったことないレベル。

 

(とんでもないレースにエントリーしてしまったブツブツ・・・)ひとり逡巡。

2月に散々坂まみれだのギャーギャー騒いでいた

30kmズーラシアマラソンが可愛く見えたレベルです。

あれは坂ではなく起伏だったんですね・・・ 

tuyudaku1218.hatenablog.com

 

アップを終えた時点で4:15で通すプランはなくなりました。絶対持たない、というより一定ペースで走れるわけないのでペース管理は無駄。せっかく決めたペースなので、序盤はこれで通してみようと思いました。

 

この後の惨劇など知る由も無く・・・

 

 

12:00~

1時間ほど炎天下の観客席で直射日光を浴び続けいよいよ本番です。 

3km×4人の駅伝チーム+12kmソロに2名(私ともう一人)

が参戦しました。地域に根ざしている大会なので、数回出場している人が多く初参加者は少ないようでした。

ほとんどが駅伝チーム参戦のようです。

 

司会「ソロの部の方~どのくらいいらっしゃいますか~」

司会に促され挙手した。まばらに手が挙がる。

ザワザワザワザワ・・・

まじで・・・度胸あるな・・・物好きだな・・・のような声がする。

隣のノースリーブおじさん「お兄ちゃん、無理するなよ」

明らかに早そうなオジサンにエールを送られる。

 

・・・なんなんだこの特攻隊を送るような雰囲気はwww

 

そうこうしてるうちにソロの部、シニア駅伝の部が一斉スタートしました。

 

レースレポはサクッと

1~3km(4:09 4:17 4:38)

このペースでも駅伝3km vs 個人12kmのスピードなので真ん中より後ろくらいでした。

2~3kmが超激坂難所区間なのでここで30~60秒くらい落ち込みます。

あまりに周りが早すぎてやや吊られた感つよし。まだ余裕有り。

体感坂路レベル

1km:それなりアップダウン 2km:ズーラシア 3km:山登り

3km目は下りは3:20、上りは6:00くらいのペースだったと思います。

 

給水は基本無く、コースを外れて自ら水を汲んで飲むスタイル。

ボトルポーチ装備せず1周目で給水しなかったことを激しく後悔することに。

 

4~6km(4:35 4:54 5:20)

 

気温はグングンあがりバンダナしてるのに汗が滴る。

気づかぬうちにペースがガクンと落ちていました。

襷を受け取った元気な駅伝走者にはバンバン抜かれますが、

ソロの部の人には1~2人くらいしかすれ違いませんでした。

恐らく皆一様にペースが落ちていたのだと思います。

ゴール後、ソロの部を走った方のラップ見たら同じような落ち込み具合でした。

 

ズーラシアの時はジワジワ落ちながらもなんとか持ちこたえられるレベルでした。

今回はあまりの激坂に元気な足をもがれて修復できないレベルでした。

私は大きな勘違いをしていました。

「今までは坂走ってなかったんだ!今日初めて坂走ったんだ!」(大錯乱)

 

2周回目の最後、たまらずコースを外れ水を汲みに行く。

水が出るボタンを押すが力が入らず上手く押せない。

見かねた誘導員さんに押してもらう。この辺から体がいうこときかなくなる。

 

7~9km(4:40 5:10 5:41)

 

まだ半分というのにこの体たらく。

もうPBとかペースを戻すとか頭に無く、とにかく完走することを考えた。

こんなペースですが心拍は180前後をうろうろ。

最大心拍は189とMAX近く。

 

下りが足に堪える。急すぎて腿がきしむのでやや蛇行しながら下るようになる。

(スキーかよ!)走りながら一人突っ込む。

12kmならボトルポーチいらないとか思ってゴメンナサイ。

レースでは重量増えるからボトルポーチ邪魔って方も居ますが、

必要なときに飲めるってのは夏場は重要。てか死活問題です。

 

地元のおばさまが好意でコーラを持ってきてくれた。

駅伝の人もコーラ飲みに行ってるしwww

 

慌てて売り切れそうになってるコーラをいただく。

全身をコーラが駆け抜けた。今なら結婚できると思った。

飲み干しておばさまに愛の告白をしレースに戻る。

 

コーラのせいではなく、この辺りから寒気を感じた。

熱中症の症状だったかもしれない。

 

 

10~12km(4:48 5:10 5:40)

 

4周回目に入る前にコースを外れ給水を5杯くらいいただく。

そのうち頭と首筋に2杯分かける。

目の方に垂れて塩が滲みて目が開かなくなる失態w

もう時計など全く見ていなかった。

心拍は常に180超え。太ももは痛いし呼吸で喉は焼け付くしで、なにをどうやっても苦しい。

 

駅伝参加の皆さんが、初対面の僕を懸命に応援してくれたのは嬉しかった。

引きつった顔で手を上げ応え、最終周回に向かいました。

 

瞬間的なキツさは板橋フルか今日かってところでした。

板橋はこっから10km続いたんだ・・・

とにかく歩を進める。

駅伝最終走者に「ソロ頑張って下さい」と声を掛けられる。

最後の方はコース上の応援が増えてきた。

ペースはもう上げられないものの、背筋を伸ばして顔を上げた。

声は出せないので、会釈で応援に応えた。

 

 

最後の激坂往復。

下りは足を制御することもできず3:30~40くらいのペース。

上りはキロ9:00とかだった。もはや走っているとはいえないフォームだったが、

膝に手をついて一歩一歩奇声を漏らしながら上る。

上り途中でソロの部の方をお一人抜かす。

抜かし際に「もーちょいファイト」と声かけ。

だが返事はなかった。ただの屍のようだ 喋る余力ないですよね。

 

最後は400mの土トラックを周回。

競技場にいる人数に対して声援の厚みが大きくて感動した。

最後くらい走れ!猛ダッシュ(のつもり)。

ラスト200mはキロ3:50くらいで走り抜ける。

 

「ゼッケン○○番 ソロの部 ツユダクさん まもなくゴールです 」

 

ゴール前の最後のアナウンスがはっきり聞こえた。

この演出は本当に嬉しかった。

参加費2500円なのにランナー目線の運営ができるって素晴らしい。

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ゴールテープを切りコースに一礼。

記録証を受け取った後、立ちくらみが強く芝生にへたり込みました。

塩飴と水をもらったけど体に力が入らずうまく立ち上がれません。

汗でずぶ濡れだった状態でしたが、

スタッフの方の肩を貸してもらいテントの方へ移動しました。

 

 

時間をおいても一向に体が元に戻らなかったので、

失礼ながら打ち上げは辞退し家へ直帰。

シャワー浴びてうどんをすすった後も寝床でぐったり。20時から朝まで寝続けました。

 

 

炎天下の中のマラソンは本当に怖いです。ここまで暑さ耐性がないとなると、9月以降までは朝の涼みの中練習するしかないと思いました。

これからの日中のロング走 、6月にウルトラ走られる皆様は十分気をつけて下さいませ。