2016年4月から走り始めたイクメンリーマンの記録

走り始めて1年2ヶ月でサブ4達成。太陽光を浴びるとVO2MAXが大きく低下する朝活ドラキュランナーのブログです。

水戸黄門漫遊マラソン備忘録

AM8:20
早々にスタートラインにいき、B組の前10列以内につける。
このラインが@4:40~50で巡行する集団だったようで
いい位置取りができた。
ちょこちょこ水飲んでいたせいかスタート前に尿意が・・・・

 

 

AM9:00
ON YOUR MARKの号令とともにスタート。ロスは40秒程度。

スタートからダラダラと登りが続く。
自分比でちょっと早い気がしたが適当な集団にくっついていく。
7km過ぎから下腹部が落ち着かない。
やばいトイレ行きたい・・・
ちょうど空いたトイレ一基にそのままなだれ込んだ。

トイレのロスは1分弱。

 

その辺りから体もほぐれてきて巡行ペースで4:40~4:50で進んだ。

 

9月のハーフでは@4:40でヒーヒー言っていたので不安だったが、
4:50くらいが心地よい。何も考えなくてもこのペースは出せる。
無理してる感じもしない。
ゾーンに入った感覚は今までのマラソンで一番でした。

 

給水は8割取り、スポドリを一口飲んで、水は両手、両頬を冷やし、
残りは頭にかけた。流れ落ちる水滴がしょっぱい。
汗でウェアが濡れてお腹が冷える。相当に汗をかいていたらしい。

 

声援には出来るだけ手を上げて応えた。
老若男女問わず、
手をだしている沿道の方にはできるだけタッチしにいき、お礼を言った。
ボランティアの人達がどのエリアでも一生懸命だ。
私設エイドがとにかく多い。1km以内に必ずあるくらい。
水戸最高だ。来年以降旅行に来るかマラソンおかわりさせていただきます。

 

 

ハーフ以降はナトリウム不足を考慮して
エイドで梅干しももらうようにした。それでも足りなかったようだ。

 

 

10km:メダリスト ハーフ:メダリスト
29km:マグオン(吊り防止用) 36km:ザパスカフェイン(最後の切り札
補給計画も予定通りで、今自分が出来る完璧なレース運びだった。

 

 

結果、2km~38kmまでは@4:46/平均で行くことになります。

 

 

39km:5分9秒(3時間7分)

流石に全身の疲労感が襲ってきた。スタート以来のキロ5オーバー。
それでもこの時点で3時間7分。
残りキロ7でもサブ3.5。キロ6でも25分切りが射程圏。
いける。PB狙おう。メンタルもバッチリだった。

 

 

40km:5分0秒(3時間12分)
限界近いがそこまで無理しなくてもキロ6までは落ちない。
このまま最後まで行ける。今までの練習間違ってなかったんだ。
偶然いつもボランティアやっている人とすれ違いハイタッチ、健闘を祈る。

 

 

41km:6分4秒(3時間18分30秒)
40km半ばで左のふくらはぎがビクビク、右も程なくビクビク。
怖くて少しペースを落とした。だがペース落としても収まる気配がない。
そして両ふくらはぎが攣った。

 

「うぎゃ!痛ってー!!」
たまらず立ち止まり伸ばしたりさすったりして再始動。
2~300m走るとビクンビクン。
気合いで何とかしろというレベルではなく、動くことも曲げることも出来ない。
スパートをかける大勢のランナーが脇を通り抜けていく。
沿道の声援が沢山飛んでくる。でも体が言うことを聞かない。どうにもならん。

 

 

 

42km:6分50秒(3時間25分26秒)
フィニッシュラインが見える。でもふくらはぎは攣りまくってくぼみができている。
かばって変な走り方してたから膝横の筋肉まで痙攣し始めた。

「サブ3.5いけるぞー」沿道の声援が厚くなる。
わかっている。あと200mもないんだ。でもまったく動けない。
ここまで動けなかったことは記憶にない。
立っているだけでも足が軋む。
あれだけ貯金があったのにサブ3.5すら怪しいってどうなってるんだ・・・

 

他のランナーがスパートする中、覚悟を決めて走り出した。
竹馬のようなフォームで
足を全く曲げずつっかえ棒のようにしてゴールラインを超えた。

 

 

ネット:3:28:48  グロス:3:29:28
フルのセカンドベストだった。

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ゴールラインを超えてすぐ、私は卒倒した。
すぐに複数人のボランティアさんが近寄ってきた。
意識ははっきりしてるが体が動かせない。少し動くと足が痙攣し痛すぎる。
タンカーに乗せられて救護テントに運ばれた。

 

ふくらはぎと首筋を冷やした。
少し動くと間髪入れずふくらはぎが攣る。身動きできない。
次々と運ばれてくるランナーが横目で見える。

 

私よりも重症のランナーが増えてきたので、
ビッコ気味ながら救護テントを後にした。

 

 

 

ゴールから30分。ようやくチップを外し完走メダルをかけもらった。
完走証をみてここでようやくグロス3.5できてたことに気がついた。

ラソンの神様から、25分切りはまだ甘いよと跳ね返された気がした。
攻めた結果なので悔いは無いし、次に繋がるレースができたと思います。

 

 

次は12月のさいたま国際。
水戸のコースよりは甘いと思うし、気候も言い訳にできない時期になります。
残り一ヶ月で何度か距離走で地力を上げて
今度こそPB&20分切りに迫れるよう頑張ります。