2016年4月から走り始めたイクメンリーマンの記録

走り始めて1年2ヶ月でサブ4達成。太陽光を浴びるとVO2MAXが大きく低下する朝活ドラキュランナーのブログです。

古河はなももマラソン 結果

2週間前に病に倒れて、

2月28日:14km
3月6日:8km
3月7日:4km

あとは半分寝たきり状態でぶっつけ本番で挑んだ古河はなもも。

 

 

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走りきれるのかも分からないし不安しか無かった。
青梅まで順調にきていた矢先だったので気合いの入り方も
フル前のそれとは程遠く、乳首擦れテープを貼り忘れたりと
どこか抜けた自分が居た。

品川~古河までの1時間ちょっと座れずに立ちっぱなしだったのも痛い。

 

 

スタート後

2週間ぶりのまともなランニングがスタート。

 

1kmは無理の無いペースを心がけ渋滞に身を任せる。

2kmはやくもふくらはぎに違和感出る。

まさか僕のマラソン早々に終わらないよね??

 

騙し騙し5km。ふくらはぎのピクピクが収まる。

ひとまず適当なペーサーの後をついていく。

最初は呼吸が苦しかったが体が走り方を思い出してきた。

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5~20km

今まで走ってきたのはこのときの為にあるのかと思った。

4:45/kmペースが心地よい。走っていて気持ちいい。

案外良い走りできるかも。気持ちが前向きになっていた。

声援にはできるだけ手を上げた。子供達のタッチに出来るだけ応えた。

このまま時間が止まれば良いのにと思った。

なんか泣けてきた。曇ったサングラスをしきりに拭いた。

 

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21~30km

徐々に晴れていく予報だったけど中々日が射さず気温は5~10℃台のまま。

尿意が徐々に降りてきてストレスに。レース中はじめてトイレに入った。

待ち時間が無かったので1分もロス無し。

気持ちは動揺したが心のロスタイムはなくなる。

調整不足の影響でハーフ以降で脚にはきていたが、気持ちはまだ前向きだった。

 

31~36km

32km過ぎから折り返しがなくなりひたすらゴールまですすむ。

ハム~ふくらはぎにかけて限界が近いのはわかっていたが

置きに行かずいけるところまでいこうと決めた。

 

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36km~ラスト

36kmで脚が限界を迎えた。

頑張っても脚が前に出ない。右足の脛の筋肉が特に痛く、

踏ん張れない蹴れない攣りそうの三重苦。

給水ポイントで歩きながら脚をブラブラして乳酸を振るう。

以降は騙し騙し900m走って100m歩いて。

時計は気にしていなかったが気持ちは驚くほど前向きで

最後まで気を抜かずに行こうと思った。

 

体は全く動かずどんどん抜かれていく。

でも今の自分でもフルを完走出来ることが嬉しかった。

キロ6切るのが精一杯の体を鼓舞して前に進んだ。

何をどうやっても脚が痛い。顔も歪んでクシャクシャだったと思う。

 

ラスト1km

棒立ちの様なフォーム、歪みきった表情、真っ直ぐ走れない体幹

練習なら絶対ここまで追い込まない境地

スト2kmは声援に応える余裕は1mmもない。

右側で声がする。気合いの入った活だ。

聞こえていたが顔が上がらない。なんか聞いたことがあるぞ。

 

伴走してくれてる。誰??

 

 

 

市川パパさん

 

 

 

 

半分休眠中の私なんぞに声をかけていただき、本当にありがとうございました。

ほんの数秒のことでしたが最後に元気いただきました。

 

 

最後の競技場のトラック一周。

400mってこんなに長かったっけ・・・?

ここでも数人に抜かれたが自分比で全力疾走した。

そしてゴール。

ネットで3時間32分

 

PB更新できなかったけど、ランナーっぽいタイムでゴールできた。

 

リタイアしなかった安心感40%、

自分はランニング好きだなーと再確認50%、

こんな状態でこのタイムなら風邪引かなければPB取れたかな10%

 

 

記録はさておいて、

今までの走りの中で一番走れる喜びを感じた。

去年なら潰れていたであろう状況で

ゴールまで気持ち折らずにマラソンと向き合えた。

自分には花丸をあげたい。

 

 

テーパリング期間もしっかりと過ごさないと、

3週間前の青梅で2時間15分だせてても

本番でボロボロになる人体実験の記録でした。