2016グリーンリボンランニングフェスティバル レースレポ《ハーフの部》②
続きです。
順調だった前半とは打って変わって
厳しい流れになります。
まず今回のコースは、ランニングコースの内側にサイクリングロードが併設されています。
10km過ぎ、13:00頃になると
サイクリングの方々が増えてきます。
結構な数で、コースを曲がる際にちょこちょこ止められます。
スタッフの皆様もよく整理してくれてましたが、
いかんせん数もおおく、側道から突然出てきたり。側道の声援でアナウンスが聞こえてなかったりと。
鬼門①
12kmが終わる頃、
淡々とピッチを刻んでいて突如横から衝撃。
フルマラソンリレーランナーと衝突しました。
リレーランナーはハーフの我々とはスピードが段違いです。
横から追い越そうとしてたところを
曲がり始めた僕と接触してしまったようです。
お互い止まってしまうくらい側面がクリーンヒット。
ぶつかった方はすいませんすいませんと
仕切りに謝ってました。
心の中では(大丈夫じゃねえよ!)
と呟きつつレースに戻るよう促しました。
この辺りからボディバランスが崩れ始めます。
鬼門②
15kmを超えると体中に疲れを感じます。
意識しないとピッチが上がりません。
走り込み不足の影響がでてきました。
昼間になりサイクリングの方が増えてきて、
終盤にちょいちょい止められることが増えてきました。
チャリが来る前にペースあげて渡ってしまおうというほど余裕はありません。
7.8回は止まったと思います。
仕方のないことですが、
止まる⇨始動の繰り返しは正直辛かったです。
鬼門③
17km始め、
突然右脇腹が痛くなりました。
かなり強い痛みで呼吸もろくにできず、
歩いてしまいました。
ラン中脇腹痛になったのは初めてで、
どうしてよいかわかりません。
痛みが少し和らいだところでコースに復帰。
それからゴールまで鈍い痛みが続きました。
19km、最後の周回になります。
限界でよく覚えてません。
呼吸が乱れまくってました。
腰も落ちて背筋も伸びません。
頭の中で「イチ、ニ、イチ、ニ」とひたすら連呼。
肘を大きく引いて(いるつもり)限界の足を鼓舞します。
競技場が見えてきました。
ここを半周してフィニッシュです。
最後くらいはスパートしようかと思いスパートをかけたら・・・
100mくらいで体中の力が抜けていきました。
水分以外補給せずに走り通してたのでガス欠になったのでしょうか?
競技場のトラックをゾンビのように歩を進め顔をゆがめながらゴール
千鳥足になりながら係員に計測チップを外してもらい、
蛇行しながらペットボトルをいただき、しばらくその場にへたり込みました。
「あぁー長い 長すぎる」つぶやきながらへたって水をガブ飲みしてたら
体中から汗が出てきます。
頭に巻いてたバンダナも吸水力は限界で目に汗が落ちてきました。
口をぺろっとなめたら岩塩のようにしょっぱい!
トイレに行き頭から水を被り簡易シャワーをしてから、
記録表をもらいました。
アプリだと21.58km走ったことになってるんだけど、
コース取りとかでこの位変わっちゃうのかな?
アプリの報告だと
となっていますが、記録表のタイムを結果とさせていただきます。
次は記録表でも50分切りをする結果を出せば良いのだ。
40分台狙うなんて思ってすいませんでした。
これだけ限界まで出し切って51分かぁ、というのが感想です。
最初の入りを抑えて、その後何十人と抜きかえしました。
アクシデント外のペースは大きくぶれることも無く、
抜かすときに急ピッチにすることもなくエコな走りが出来ました。
以前はポジティブスプリット推進部長でしたが、
ネガティブスプリット担当係長くらいになれたかな。
今の実力ではどう工夫してもこれ以上のタイムは残せませんでした。
そのくらい満足したレースでした。
そして、
スタッフ、ボランティア、関係者の皆様、
素晴らしい運営をしていただき本当にありがとうございましたm(--)m
太腿が痛くて無駄な動きはしたくなかったけど、
帰りがけに補給したマンゴーシュークリームは
人生で一番上手かったスゥイーツ5選に入るくらい格別でした。
3日ぶりの酒は美味かった!
この後日本酒を煽りPM9時台に記憶を無くしました。
マラソンは楽しいね!! ~完~