体は替えの効かない消耗品である
心を掴まれたニュース。シェアさせていただきました。
野球に興味ない人には?な方でしょう。
10年ほど前にプロ野球で大活躍したピッチャーです。
ソフトバンクで一時代を築いたクローザーだが、けがに泣かされた時期も長かった。07年にはチーム事情で4イニングを投げたことがあった。先発の4イニングではない。状況によっては連投しなければいけないクローザーにとって、4イニングは体にかかる負担は尋常ではなく、常識では考えられない。その日を境に体の異変が取れなくなった。「それからは、1球も自分の思うように投げられなくなった」。蓄積された違和感は、08年の右肩炎症、さらに12年の右肩手術へとつながっていった。
私も野球経験はなく見る専門ですが、
中継ぎ・抑えのポジションの投手が連投する・イニングを跨ぐということが
これほど体に無理がかかるということを分かっていませんでした。
プロ野球の世界では、
中継ぎや抑えが長く定着することが中々ありません。
目の覚めるようなパフォーマンスを残した選手が
翌年から故障でさっぱり、なんてことがよくあります。
ランニングをするようになり、
中々治らない怪我というものを初めて経験しました。
「数日安静にしてれば治る」
なんてど素人な淡い期待はすぐに崩れました。
一ヶ月間以上続いた膝痛は恐怖でした。
弱気になり、このまま治らないんじゃないかと思ったりもしました。
次第に走れない自分を受け入れていく思考が嫌でしょうがなかった。
特に、アマチュアである私達がにわか知識で怪我と対峙してはいけません。
ヘタすればずっと症状や違和感を引きずることにもなります。
そして13年、オリックス移籍1年目の3月。運命を変える負傷を負った。「右鎖骨下にある腕神経叢の炎症」。日本球界では聞いた事がなく、メジャーリーグでも数例しかない症例だ。ケガの回復につながればと英語の文献まで取り寄せて研究したが、右腕のしびれは消えず。何カ所も治療院を回ったが、良くなる気配は一切なかった。
馬原投手は、結局引退後も右腕のしびれが消えていないようです。
プロの選手の方々は、
どこかしらに怪我や火種を抱えてプレイしています。
ただ、趣味の一つ・ライフワークとしてランニングを嗜む私達が
怪我(兆候含む)を押してまで無理をすることはないと思うのです。
ちょっと違和感を感じた3日間と向き合わない結果、
3ヶ月の休足になってしまうこともあります。
足底筋膜炎を分かっていながら走ってるブロガーさんもいます。
休むも休まないも最後は自分の決断なのですが、
走っているウン時間よりもそれ以外の時間の方が長いです。
時にはキツく時にはユルく
ランニングとは長く付き合えるようにしたいと思います。